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仙台七夕まつりによせて「スタッフブログ」

2014年8月21日

毎年8月6日から8日に仙台七夕まつりが行われます。

仙台七夕まつりは江戸時代初期、伊達政宗によって始められたと言われています。

この期間は町中のいたるところに、大小さまざまな笹の七夕飾りが飾られます。
特に市内中心部の商店街には豪華絢爛な七夕飾りが飾り付けられ、
とても優雅で華やいだ雰囲気になります。
同時に様々なイベントが催され、町中がお祭りムード一色になり、
地元の人や観光客など多くの人で賑わいます。

仙台の七夕飾りには7種類の装飾を飾る風習があり、それぞれに意味があります。
・短冊　　学問や書道の上達を願う
・紙衣　　病気や災難の厄除け　または裁縫の上達を願う
・折鶴　　家内安全と健康長寿を願う
・巾着　　富貴と貯蓄、商売繁盛を願う
・投網　　豊作、豊漁を願う
・屑籠　　清潔と倹約を願う
・吹き流し織姫の織り糸を象徴する
これらの装飾が、七夕飾りのどこにあるか探してみるのも楽しいかもしれません。

七夕飾りの天敵は雨ですが、
仙台七夕には期間中1日は雨が降る、というジンクスがあります。
雨が降り始めると、屋根のないところでは商店街の方々が、
七夕飾りにビニールをかける作業に追われます。
実際3日間とも雨が降った年もあります。
そして今年もご多分に漏れず、しっかりと降りましたね。

子供の頃に見た七夕まつりは、
大きな笹の飾りがたくさんぶら下がっている、そんな印象でした。
仙台に住んでいると新鮮さが薄れてしまうためか、
ここ何年も七夕まつりから足が遠のいていました。
今年はたまたま用事があり、
思いがけず七夕まつり開催中の賑やかな商店街に立ち寄ることになりました
数年ぶりに見た七夕まつり、それは壮観でした。
これらの七夕飾りを作った人たちのことを思うと感動すら覚えました。
来年も見に来よう、そう思いました。