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先日、職員を対象とした「院内感染およびインフルエンザに関する勉強会」が
開催されました。
講師を務めてくださったのは、当プラザで勤務されている岩崎惠美子先生です。
先生は、新型インフルエンザをはじめとする感染症対策の第一人者で、
海外への派遣経験もあります。
今回は、感染症の歴史から、感染が拡散する要因、予防方法について、幅広くお話しいただきました。一部ではありますが、ご紹介させていただきます。

まず、感染症はどのように拡散していくのでしょうか。
すぐに思いつくのは、咳・くしゃみなどの飛沫感染だと思います。
それ以外にドアノブや、エレベーターのボタンなど、多くの人の手が触れる部分が
感染源となります。

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では、感染しないように、広げないようにするにはどうしたらよいのでしょうか。

1.予防接種をうけましょう。
ワクチンを接種することで、体内に抗体ができます。感染症にかかることを防ぐだけでなく、
かかってしまったとしても、その重症化を押さえることができるため、短期間での治癒が期待できます。

2.菌を取り込まないように、しっかりと手洗い・うがいをしましょう。
手は石鹸で丁寧に洗います。アルコールの手指消毒も効果的です。
うがいは、うがい薬以外にも、カテキンを多く含んだお茶うがいもおすすめです。

3.生活習慣を見直し、免疫力をつけましょう。
菌が体に入ってしまった場合でも、それに対抗できる免疫力が備わっていれば、重症化を防ぐことができます。
規則正しい生活リズム、栄養バランスを考えた食事、十分な睡眠を心がけましょう。

4.感染してしまった方は、感染の拡大を防ぎましょう。
マスクは、感染した方からの飛沫感染を防ぎます。また勤務先や学校へすぐに連絡し、速やかに病院にかかり、療養しましょう。

sick_vaccine

これから、さらに気温も下がり、空気も乾燥し、感染症が拡大しやすい時期になります。
寒い冬に備え、予防接種や生活習慣の改善、手洗い・うがいで、感染症を防ぎ、元気に過ごしましょう。

文責:事務課