2015年10月2日
朝晩の気温も低くなり、かなり秋めいてきましたが、今年の夏は暑かったですね。
寝苦しい夜も多かったと思います。
夏バテなどからも疲れがたまっているのではないでしょうか？
そこで、今日は「睡眠」について少しお話したいと思います。
睡眠時間を気にされる方は非常に多いかと思いますが、
睡眠の質を考えてみたことはありますか？
●大きないびきをかく
●寝ている時に息が止まっていると言われる
●息苦しくて目が覚める
●何度も目を覚ましトイレに行く
●日中にしばしば眠くなる
●朝起きた時疲れがとれていない
ここに挙げた症状に思い当たる方は睡眠時無呼吸症候群の疑いが考えられます。
睡眠時無呼吸症候群とは、大きないびきとともに何度も呼吸が止まる病気です。
10秒以上呼吸が止まる「無呼吸」や、呼吸が弱くなる「低呼吸」が1時間当たり5回以上繰り返される状態です。
重症化した状態で放置していると、高血圧などの生活習慣病や心筋梗塞、脳梗塞を発症して
死亡するリスクが非常に高くなることも知られています。
一つでも気になる症状があったら、まずは簡易モニター検査がお勧めです。
専用の機器を手首に装着し、睡眠中の血中の酸素濃度や脈拍を測定し、無呼吸や低呼吸になっていないかを調べます。
機器はお貸出しいたしますので、宿泊の必要はございません。
ご自宅で通常通り寝るだけ、とっても簡単に検査ができます。
～日常生活で気を付けること～
●肥満予防、解消（食事量、運動習慣を見直しましょう）
●寝酒は控えるようにしましょう
●節煙・禁煙
●抱き枕などを使用し横向きで寝ましょう（舌が下がりにくいので気道をふさぎません）
最近はスマートフォンのアプリなどでも睡眠の状態を調べられる機能があるようですので、
これを機にご自身の睡眠にも少し目を向けてみてはいかがでしょうか？
☆睡眠時無呼吸症候群☆
スクリーニング検査 ¥7,560（税込）
※検査専用機器を当プラザでお貸出しいたします。
（文責：保健師小西）
