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みなさん、「6月病」という言葉はご存知ですか?
新しい環境で緊張が張りつめた4月の1か月を過ぎ、連休明け頃に無気力状態に陥ってしまうものが「5月病」。
ストレスが原因とも言われています。

しかし、最近では「5月病」が長引いて、6月に症状を訴える人が増えていることで「新5月病」とか「6月病」と呼ばれているそうです。
5、6月病は一時的ですが、それが続くと“こころ”の病気になってしまうことも…

今回は“こころ”の病気になる前に、ストレスと上手に付き合うためのお話をしていきます。
そもそも一般的に言われているストレスとはどのようなものでしょうか。

✽✽✽ストレスとは✽✽✽
外側からかけられた圧力によって、歪みが生じた状態のことをいいます。

ストレス、ボール
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風船に例えてみると、風船を指で押さえる力を「ストレスの原因となるもの」=「ストレッサー」と言い、
ストレッサーによって風船がゆがんだ状態を「ストレッサーによって起こる体や心の反応」=「ストレス反応」と言います。
ふだんは、このストレッサーのことを「ストレス」と呼ぶことが多いです。

✽✽✽ストレスの原因となるもの✽✽✽
様々な状況や出来事が原因となり、ストレス反応が起こりますが、
例えばこんなことが考えられます。

ストレス図
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✽✽✽ストレスを感じやすい人のタイプ✽✽✽✽
・まじめで几帳面
・完璧主義
・まわりの目を気にする
・責任感が強い
・細かいことをくよくよ考える

すべての人が当てはまるとは限りませんが、このような人はストレスを感じやすいと言われています。
その人の周りで起こった状況やその人の性格などが複雑に絡み合ってストレスが溜まり、体にストレス反応が出てきます。

✽✽✽ストレス危険信号✽✽✽
ストレスによって心や身体に現れる症状には様々なもの、様々な形がありますが一例を以下に挙げてみました。ストレスを対処するためには、自分が「ストレスを感じている」と気づくことが重要です。
また、ストレスの危険信号は自分ではなかなか気づきにくいものもありますので、まわりの人が気づいてあげることも必要です。

ストレス図2
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さて、このようなストレスをどのように対処したら良いでしょうか??
次回は「ストレス対処法について」を掲載したいと思います。

(文責:保健師)